光明元年

雑感

20240303夢

今日見た夢。

(以下、すべてファミコンゲームのようなドット絵で表現されている)
雪山のような場所で人が2人倒れている。
それを天使が見ている。天使は、直接身体に触れないように2人を安全な場所に移そうとしている。その試みはなかなかうまくいかない。
そこで、プレイヤー(私)が天使を操作して、風を起こしたり自然物を利用したりして2人の身体に触れないようにしながら安全な場所まで移動させるミニゲームのようなものが始まる。それは必ず失敗するように仕組まれている。
シナリオ通りゲームに失敗し、天使の指が人間の身体に触れると、その瞬間人間の身体から大量の血が流れ出し、雪の上に赤い血溜まりが広がる。
天使に触られると人は大量の血を流して、多くの場合死んでしまうのだ。
この遭難者もおそらく死んでしまった。天使が失敗したから。天使はそれを悲しんでいたように思う。

起きてからこの夢を反芻していて、生きていると時に人生に衝突して大量の血が流れるようなことがあるが、致死量の血を流すほどの傷を負う時というのは、天使に触られた時なのかもしれないと思った。思ったというか、そういう解釈をこの夢に与えた。生まれ変わるほどの人生の変化には一旦の死が伴う。

ここまで書いて、これなんか聞いたことあるような話だなーと思ったら、大学生の頃に図書館で借りて読んだ第三舞台の「天使は瞳を閉じて」にそっくりだった。あと「ぴたテン」にも似てる。人の記憶ってどういうふうに繋がっているのか全然わからない。

「天使は瞳を閉じて」/鴻上尚史
https://playtextdigitalarchive.com/drama/detail/213