夜はつばきファクトリーの武道館コンサートに行った。山岸理子さん💚と岸本ゆめのさん💛の卒業公演である。
私はハロプロのファンだが歴は浅く、つばきの単独の現場には参加したことがなかった。けど卒業する岸本ゆめのさんのことは好きで、ストイックゆえの優しさを持ったかっこいい人だなあと思っていた。人間で勝負しているというか、こう言うと薄っぺらいけど岸本ゆめのさんを見てると「人間味」とか「人間性」とか「人徳」とかいう言葉を使いたくなってしまう。そして歌が天才的にうまくて、それは生まれた時に神様に歌う人になれって決められてたかのようなうまさで、音楽を愛し愛され、求め求められている…という感じ。
ハロプロのファンクラブ先行枠でコンサートのチケットを取ると、申し込みをするのはだいたい公演日の1ヶ月前とか2ヶ月前だから、実際に公演日の近くになってみるととてもじゃないが今はコンサートに行ける状況ではない…ということもある。最近それでコンサートを2回飛ばした。
今日も「私はコンサート行ってる場合か？」と直前まで迷ったが、卒コンで空席は作りたくないし、とおもって行くことにした。
卒コンはフィナーレ前に卒業するメンバーが自分で選曲した歌をソロで歌うのが恒例になっている。アンコール後に岸本ゆめのさんが黒地にラメがたくさんついたパンツスーツの衣装で出てきて(素敵だった！)、「皆さんへの感謝や愛は私らしく歌にのせて伝えます(うろおぼえ)」と短く挨拶して、先輩であるBerryz工房の「BE」という曲を歌った。
それがまあ良い曲で。曲も良いんだけど岸本ゆめのさんの歌がすごい良くていかずちに撃たれた。
歌って声質とか声量とかピッチとかリズム感とか技術的なことだけでは良し悪しが決まらなくて、歌ってる人の全部が出ちゃうから(あったりまえだけど)、岸本ゆめのさんの歌を聞くと魂が震える。説得力がすごくて。
私はやっていくし、お前もやっていけよ〜と言われた気がした
ここにいる全員、お前はお前のやり方で辿り着いてみせろよ〜って
答え合わせがあるのかはわからないが腑に落ちた
行ってよかったし、ゆーめーの！りーこーちゃん！ってコールして、手を振れてよかった
山岸さん岸本さん卒業おめでとうございます。
