光明元年

雑感

20231112

インフルエンザかと思っていた症状は検査してみたらコロナだった。なので盛り上がっていた様子の文フリにも行かず、ここ数日ずーっと昼となく夜となく横になって寝ていた。その間猫もずっと足元か脇の下で一緒に寝ているので、こいつ普段いつ起きてるの?と思った。

起きてる間は布団の中でCD田中の傑作選を聞いたり、雪舟えまの「地球の恋人たちの朝食」(2000ページくらいある伝説の電子書籍)をちょっとずつ読んだりした。

病床のなぐさめにCD田中は最適だったが、だんだん笑うと右側の上から2本目あたりのあばらが痛むような気がしはじめ、調べたらコロナによる咳のしすぎで肋骨が折れたりヒビが入ったりすることがあるそうだ。肋骨なんて結構大事そうな骨なのにそんな簡単に折れたら怖い。CD田中はあきらめざるをえなかった。

日中ずっと寝ていたら夜は眠れないだろうと思ったが、夜も普通に寝られる。一日の半分以上、猫と同じくらい寝ている。起きてるときついから、とにかく眠りの中に逃げ込め!という感じで、それで実際眠れるからすごい。

ずっと寝ている分、その間たくさん夢を見た。夢の話ばかりしていると夢と現実の区別がつかなくなるよと言われたことがあるが、ずっと寝ているとたしかに現実の方がむしろ虚構に近く、むき出しで身も蓋もない夢の方がむしろ本当に近いような気がしてくる。