光明元年

雑感

死ぬまでにあと何回正月のお笑い番組見れるかな

2019年に書いた日記。タイトルが正月らしかったので、編プロで働いてた時期の記録としてメモする。

 


良い天気だねーあったかいねー気持ちいいねーを馬鹿の一つ覚えのように繰り返してしまう、なぜならそれがかなり大事なことのように思われるから

鯉の餌にそっくりのカロリーメイト4本(メープル味)に命を支えられている

貧しくて絶望的な気持ちになるけど、お金がないと選択肢もないから、かえって身体が軽い気もする

いつも手ぶらで出歩いているあの人の身体の軽さはこんな感じかと想像もする

あと3日間2000円で過ごさなければならないんだけど、なんだか気分がよくてそのうちの350円でビッグイシューを買った

親に借りた2万は返してないのに虫がいい話だ

最近はほとんど生命維持のためにしかお金を使っていなくて、すべての娯楽がはるか彼岸の出来事のよう

ラジオが無料でよかった

無料なうえに情緒まで揺らす神の娯楽だ

春一番の吹く日に荒井由実の「春一番」がかかるだけで泣きそうになるなんて

心の揺れるツボが浅いところにあってよかった

最後の五音が「おじゃる丸」で終わる俳句をつくる遊びに救われている。