光明元年

雑感

新年の目標を考えて6日経った

 

知り合いの何人かが今年の目標を言語化・表明しているのを見て、私も年頭の 所感を述べて気を引き締めたい!と思ったが頭がポヤポヤしてまとまらないままもう7日である。年末年始で昼夜逆転、生活リズムが狂いすぎてまだ2日しか出社してないのにすでに仕事に行くのがつらい。今年も土日に辿りつくために平日をやり過ごすような一年でいいのか、よくない!

年賀状に貼る切手を濡らしたくて、近くにあった加湿器の蒸気噴き出し口に切手をあててみたらかなりいい感じに湿らすことができて、きれいに貼れて、そのとき生きてる、と思った。

こんな取るに足らない小さな思いつきに興奮を覚えるのは、自分の思考と手を使って何か事を為すという原始の経験が日常生活に欠落してるからかもしれない。手も頭も使わなくても生きていけるというのは人類全体からすれば努力と進歩の結果だけど私一人からすれば赤ん坊のままでも生きられてしまうということで決して良い話じゃない。

私が料理や水回りの掃除などのいわゆる家事(人間の歴史のなかで反復され洗練されてきた作業)に魅力を感じるのは、自分ちの水道の水がどこからどういう仕組みで運ばれてきてるのか知らない罪悪感からなんじゃないかと思ったりする。

ところで革命って、多くのものは持ってないけど自分の生活ひいては世界を少しでも良くしたいから工夫をこらして小さい発明をする、たとえば紙コップで乾杯したり、ちょっと遠いところに自転車で行ってみたりするようなことだなぁ、と恋愛レボリューション21をあらためて聞いて思った(つんく♂最高!)。これは大森靖子のハンドメイドホームにも通じる革命観なんじゃないかな〜。そういうミクロな工夫とか試みを積み上げたい。クロスワードパズル作りたい。みんなで恋愛革命起こしたい。2021年の抱負。