光明元年

雑感

8/27

朝起きたときによっしゃ仕事やめようと思ったので勢いでいろんな人に宣言する。数日前にこのブログに書いてたことと正反対のこと言ってる!

図書館で借りた本に、夫婦で家賃3万のアパートに暮らしている人や年に一度しか髪を切らない人の話が出てきた。自分にとって本当に譲れないことだけを大事にして、それ以外は無理して世の中の標準に合わせないようにするという文脈で。かなり納得する。生き馬の目を抜いて無限肥大する欲望を叶えていくのはちょっと無理だ。もうこれ以上新しい知識はいらない。

昼過ぎに実家に行ったので、かつて日本で2番目か3番目に汚いことでワイドショーに取り上げられていた近所のドブ川を見に行く。腐卵臭がなつかしい。

記憶の中よりも地元の町は荒れていて、自然豊か、というよりただ放ったらかしにされた夏草がボーボーに茂って舗装に侵食していて良かった。河岸は皇居のお堀くらい緑深く、手入れされていない分こっちのほうが緑に迫力があっていけてると思った。

汚い川でメダカなんて滅多にいないから子供の頃はひたすらアメンボを捕っていたが、水辺まで降りられる階段に座って10分ほど川面を見ているうちに2度魚が跳ねた。昔よりは多少水が綺麗になっているのかもしれない。それか捨てられたミシシッピアカミミガメとかかもしれない。