光明元年

雑感

20230816

帰宅ラッシュ時の高田馬場で乗り換えをしたら人の多さにウッとなったが、自我を限りなくゼロに近づけて、自分のことを尊厳ある一個人などと思わずに水流のなかの一滴になったつもりで動いてみたらいい感じだった。水槽の中みたいな息苦しい地下鉄のコンコースで、自分が肺で呼吸をする人間で、その自分のまわりをみっちり囲んでいるのも全員が人間だと思うのはちょっと無理がある。水滴だと思うほうが気楽でいい。

ここのところ会社を辞めるかどうかずっと考えていたけどやっぱり辞めないでおこうという結論に至った。いつでも辞められるという気持ちはキープして。

シリアスバカになりがちな傾向があるからすぐに生きるべきか死ぬべきかみたいな思考の穴にハマるけど、まあどうとでも生きていけるかという気持ちをなくさないでいたい。朝にカップ麺食べたり最低賃金で働いたり、しょうもない行いをして好かれたり嫌われたり、痩せたり太ったりして、濡れたり乾いたりして、どうとでも生きていける。たぶん。